京の伝統工芸品「京組紐」を使ったアクセサリー作りのこだわりとは | 京都デニム通販

京の伝統工芸品「京組紐」を使ったアクセサリー作りのこだわりとは

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

京都の宇治で組紐アクセサリーを作られている「昇苑くみひも」の職人さんに聞いてみました、組紐アクセサリーを作る際のこだわりのポイントを紹介します。

その① 正絹の糸を手作業で染める。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

絹糸の状態から、手作業で染めていきます。14色の染料を使用し、それらの染料からオーダーメイドのカラーやオリジナルカラーなど、多くの色を表現していきます。

その② 糸を合わせていく「経尺(へじゃく)」作業。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

作る紐に応じて、束ねる糸の長さや本数、色などを経尺という作業で調整していきます。この作業では、いかに糸をほつれさせずにスムーズに経尺出来るかが肝。
紐の硬さや太さなど、目的の紐に仕上げるために必要な糸の質や量をこの段階で判断することが必要です。

その③ 紐を組んでいく「製紐機」の種類は約60台。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

紐の構造(平たいものや四角いものなど)によって、使用する機械は異なります。機械の動き方や、組む糸の順番によって、裏表カラーの違う組紐に仕上げたり、さまざまな形の組紐に仕上げることが可能です。

その④ 手作業で紐を組んでいく、職人の技。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

「組台(くみだい)」という道具を使用して、組紐を手組で組んでいきます。手作業のため、組んでいく際の力加減や、一定の感覚が必要となります。

その⑤ 組紐アクセサリーに用いられる「釈迦結び」。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

組紐からアクセサリーに仕上げるまでの工程は全て手作業で行われます。ブレスレットに施してある花の結び目は、「釈迦結び」という結び方です。美しい花結びに仕上げることや、同じものをたくさん作る際に、すべての花結びのサイズを統一するためには研ぎ澄まされた感覚が必要になるのです。

その⑥ 組紐のブレスレットに施す三つ編みの技術。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

色のでかたや、固さなどを意識しながら三つ編みに組んでいきます。リバーシブルのアクセサリーであれば、組紐の向きを揃えて、ブレることなく組んでいく職人の技術でひとつひとつを組んでいきます。

その⑦ 組紐リング「相生結び」を丸く、美しく組む技。

京都で受け継がれてきた、組紐アクセサリーを作る伝統技術のこだわりとは。

職人が自ら取り入れた「相生結び」と呼ばれる結び方で輪っかを作る作業です。非常に繊細で細かい作業になりますが、もちろんすべて手作業で行います。小さい結び目を作ってから徐々に大きく均等に、そして丸く美しい相生結びに仕上げていきます。

その⑦ 組紐アクセサリーのワンポイント、「小田巻」。

京都の伝統工芸くみひも

組紐で作られたリングに施されている玉(小田巻)を作る技術です。構造としては「淡路結び」の連続が玉になっているという状態です。組んでいく際に、一本の紐が少しでもねじれてしまうと丸く仕上がらず、ボコボコとした仕上がりになってしまいます。組紐の光沢が残るように試行錯誤された、まさに職人の技なのです。

まとめ

糸を紐にする作業や組紐をアクセサリーに仕上げるまでの作業では、一定の感覚、力加減」が必須の技であり、至難の技なのです。細部にまでこだわりぬいた組紐の伝統技術は、長年磨きぬかれた職人の技であることを改めて感じることができました。

 

(※本記事は「京くみひもブレスレット」「京くみひもリング」の商品に即して書かれたものです。アクセサリーの種類や形状、素材によって製造工程や方法が異なる場合もございます。)

[文:中原]

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